生命保険の悩みを解決!|元生命保険募集人がわかりやすく解説!

生命保険募集人について

 

 

「保険業法」という生命保険の法律があります。

 

 

その中には、生命保険募集人が、
行ってはいけない行為が記されています。

 

 

ここでは、それをわかりやすくまとめてみました。

生命保険募集人には行ってはいけない行為があります!

 

権限の明示

 

 

募集人は保険契約する際に会社の代理人として、
会社とあなたの両方の間に入って
契約の申し込みを行う事ができます。

 

 

裏を返せば、あなたの申し込みのお手伝いはできますし、
加入もお勧めできますが、契約に関しての一切の権限は
会社にあり募集人にはありません。

 

 

募集人は、いかなる時も身分証明を持参しなくてはいけません。

 

 

怪しいと思ったら、身分証明書の提示をするよう求めましょう。

 

 

保険募集に関する禁止行為

 

 

[虚偽の説明]

 

 

生命保険契約に関する事項で、
事実と異なることを告げる事を禁止しています。

 

 

いわゆる不正話法です。

 

 

例えば、「いつ解約しても、払い込んだ分の保険料はお返しします。」
などと言って勧めることです。

 

 

[不完全な説明]

 

 

生命保険契約時の重要な事項の説明を省略したり、
あなたにとって都合のよい部分のみ説明することを禁止しています。

 

 

例えば、契約内容をきちんと説明しないとか、
契約時に「重要な事項は長くて聞いているのも大変だから、
ここでは説明はしないので後で見ておいて下さいね。」
という行為をすることです。

 

 

これらは虚偽の説明にはあたりませんが、不完全な説明になり、
あなたの判断を誤らせることになります。

 

 

[告知義務違反をすすめる行為]

 

 

あなたに対して、保険会社に行う告知を妨害する行為を禁止しています。

 

 

これは募集人が契約者または被保険者であるあなたに対し、
重要な事項について違ったことを告げるように勧める行為です。

 

 

例えば、危険職種にあたる職業の方に

 

「保険料がアップしたり、
職種によっては加入制限されてしまうので、
制限のない他の職種を告知して下さい。」

 

とか、

 

診査の時、あなたがに対して

 

「診査しだいでは、保険に加入できない、
保険料がアップすることがあるので、
現症や既往症は何もないといって下さい。」

 

などと勧めることです。

 

 

[契約の不当な乗換行為]

 

 

あなたに対して、不利益となるのに不利益になる事実を告げないで
既契約を消滅(解約・失効など)させ、新たに新契約の申込みをさせること。

 

 

その逆の、新契約の申込みをさせた上で、
既契約を消滅させる行為も禁止しています。

 

 

なお、不利益となるべき事実については、
契約時に十分説明をしなくてはいけない事になっています。

 

 

不利益となるべき事実としては、

 

 

”解約返戻金は払込保険料の合計額より少額となり、
特に契約後短期間で解約した時の返戻金は、きわめて少ないか、
あってもごくわずかであるということ”

 

 

”長期継続によって受け取れる可能性があった配当の権利でも、
解約等によっては失われる場合があること”

 

 

”被保険者の健康状態によっては、
新たに保険に加入できない場合があること”

 

 

などが挙げられます。

 

 

[特別な利益の提供]

 

 

募集人が保険料割引・割戻・金品やその他の利益を提供したり、
提供を約束する行為を禁止しています。

 

 

例えば、「今回加入してくれたら、2ヶ月分ダダにしますよ。」

 

 

これは、成績クリア目的で
きっと募集人の自腹で2ヶ月分払うんだと思います。

 

 

[威迫・業務上の地位の不当利用]

 

 

募集人があなたに対して、脅すような行為を禁止しています。

 

 

例えば、断りつづけているあなたにに対して執拗に電話したり、
脅迫めいた言葉などで脅すことです。

 

 

[誤解をまねく表示]

 

 

募集人の行った表示や説明をする行為で、
あなたが誤解をまねくような行為を行うことを禁止しています。

 

 

例えば、

 

 

「同じ種類の保険ではないものを、
あたかも同じ種類の保険のように思わせ
比較資料を見せ説明すること。」

 

 

「将来受け取れる配当金や変額保険の保険金などが、
あたかも確実であると誤解させるような資料を使い説明をすること。」

 

 

「保険会社の信用や支払能力に関して、
客観的事実に基づかない数値や格付けを表示した資料を使ったり、
一部の数値や資料のみを使い説明をしたりすること。」

 

 

「他の生命保険会社を誹謗中傷すること。」

 

 

などが挙げられます。

 

 

違法行為と罰則

 

 

以上のような保険業法に募集人が違反した場合は、
行政処分や司法処分を受けることになります。

 

 

減給やランク落ち、酷い場合は解雇になります。

 

 

状況によっては、営業部(室)や上司にも影響があるんです。

 

 

最後には保険会社自体が、
影響を受けることになるかもわかりませんね。

 

 

しかし、実際のところ「2ヶ月分の保険料をタダにするから加入してください」
などと言って、契約を取っている生命保険募集人は未だにいるようです。

 

 

昔は良くあるケースだったようですが、今では違法です。

 

 

2ヶ月分タダになるならば、
あなたにとっては嬉しいことだとは思います。

 

 

でも、目先の2ヶ月がタダになるよりも、
長い間お付き合いすることになるはずの生命保険募集人、
その人の人柄を考えて判断したいですね。

 


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